小学生バレーボールの公式サイズと選び方ガイド|軽量4号球の全て

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こんにちは、小学生バレーボールチーム「親和ジュニア」です。

お子さんがバレーボールを始めることになって、まず用意するものといえばボールですよね。ところがスポーツ用品店に行くと、4号だの5号だの、検定球だの練習球だのと種類が並んでいて、どれを買えばいいのか分からなくなってしまう。そんなご相談を、毎年のように受けます。

結論から言えば、小学生の公式戦で使うのは軽量4号球です。ここを間違えなければ大きな失敗はありません。とはいえ、同じ軽量4号球の中にもメーカーや種類の違いがあり、値段も数千円の幅があります。

この記事では、公式規格の中身から、メーカーごとの違い、練習用に何を選ぶか、そして買ったあとの管理まで、順番にお話しします。最初の1個を買う前に読んでいただければ、無駄な出費を避けられるはずです。

  • 小学生が使う軽量4号球の正確な規格
  • 検定球と練習球のどちらを買うべきか
  • ミカサとモルテンの違いと選び方
  • 空気圧の管理とボールを長持ちさせる方法

小学生バレーボールの公式球は軽量4号球

まずは基本から確認していきましょう。

小学生が使うのは「軽量4号球」

小学生の公式戦で使われるのは、軽量4号球です。「小学生用」と表記されて売られていることもあります。

注意したいのは、単に「4号球」と書かれたボールとは別物だという点です。4号球は中学生やママさんバレーで使われるもので、大きさは同じでも重さが違います。売り場では隣に並んでいることが多いので、購入時は必ず「軽量」の表記を確認してください。

ここを間違えると、練習のたびに公式戦と違う重さのボールを扱うことになり、感覚が合わなくなってしまいます。

軽量4号球の規格

具体的な数字を見てみましょう(2026年8月時点の一般的な規格です)。

ボールの種類 主な使用者 円周 重量
軽量4号球 小学生 62〜64cm 200〜220g
4号球 中学生、ママさんバレー 62〜64cm 240〜260g
5号球 高校生、大学生、一般 65〜67cm 260〜280g

表を見ていただくと分かるように、軽量4号球と4号球は大きさが同じで重さだけが違います。その差は約40グラム。数字にすると小さく感じますが、実際に持ち比べると、はっきり違いが分かります。

一方、5号球になると大きさも変わります。円周で3センチほど大きく、重さは60グラム前後増えます。高校生になったお子さんが「ボールが大きくなった」と言うのは、気のせいではないわけですね。

検定球のマークを確認する

公式戦で使えるボールには、日本バレーボール協会の検定マークが付いています。ボールの表面に印字されているので、購入前に確認してください。

検定を受けたボールは、円周や重さ、跳ね方が基準の範囲に収まっていることが確認されています。同じ「軽量4号」と書かれていても、検定を受けていないボールは、微妙に感覚が違うことがあります。

ただし、練習用にすべて検定球をそろえる必要はありません。この使い分けについては、後ほど詳しくお話ししますね。

なぜ小学生は軽い球を使うのか

理由は大きく2つあります。

1つは、けがの心配を減らすためです。重いボールが指に当たると、突き指をしやすくなります。腕でレシーブしたときの痛みも、重さに比例して大きくなります。痛い思いをすると、子どもはボールを避けるようになってしまいます。

もう1つは、技術を身につけやすくするためです。軽いボールは、少ない力でも遠くまで飛ばせます。体ができていない小学生でも、オーバーハンドパスやサーブを正しいフォームで打てるようになります。重すぎるボールだと、力任せの変な癖がついてしまうことがあるのです。

現場で感じること
低学年の子がサーブを相手コートまで飛ばせるようになる瞬間は、本当に嬉しそうです。軽量球だからこそ、その成功体験が早く訪れます。道具が合っているかどうかは、上達の速さだけでなく、続けられるかどうかにも関わってきます。

メーカーごとの違いと選び方

軽量4号球を作っているメーカーはいくつかありますが、体育館でよく見かけるのはミカサとモルテンの2つです。それぞれ特徴があります。

ミカサとモルテン

ミカサ:大会公式球としての実績

国際大会や国内の主要大会で公式球として使われてきた実績があります。小学生の大会でも採用されていることが多く、「大会と同じボールで練習したい」という場合はミカサを選ぶことになります。

表面の質感がしっとりしていて、手に吸い付くような感触が特徴です。レシーブしたときの当たりが柔らかく感じられます。

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モルテン:独自技術による飛行安定性

モルテンは、ボールの表面構造に独自の工夫があり、飛んでいるときの安定性を高める設計になっています。サーブやスパイクの軌道が読みやすいという声があります。

色使いが鮮やかなモデルが多く、子どもたちに人気があるのもモルテンの特徴かもしれません。

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どちらを選ぶべきか

正直なところ、どちらを選んでも品質に大きな差はありません。迷ったときの判断基準をお伝えします。

いちばん確実なのは、所属するチームで使っているボールに合わせることです。練習で毎日触っているボールと、家で使うボールが同じであれば、感覚のずれが起きません。

次に、出場する大会の公式球を確認する方法もあります。大会要項に記載されていることが多いので、目を通してみてください。

チームの方針が特にないようであれば、お子さんが好きな見た目で選んでもよいと思います。愛着のある道具は、大切に扱うようになりますからね。

学年やレベルに合わせた考え方

「うちの子はまだ1年生だけど、それでも軽量4号でいいの?」という質問もよくいただきます。学年別の考え方を整理しておきます。

低学年でも軽量4号球でよい

結論としては、低学年でも軽量4号球で問題ありません。小学生の公式戦は学年に関係なく軽量4号球を使うためです。

ただ、入団したばかりの1〜2年生には、まだ重く感じることがあります。そういう時期は、無理に強く打たせようとしないことが大切です。近い距離でのパスから始めて、少しずつ距離を伸ばしていく。それだけで、数か月後には自然と扱えるようになります。

市販の練習用としては、軽量4号球よりさらに軽いソフトバレーボールもあります。ボールを怖がるお子さんには、こちらから入る方法もひとつです。ただし公式戦では使えませんので、あくまで導入の道具と考えてください。

中学進学のタイミングで買い替えが必要になる

中学生になると、使うボールが4号球(240〜260g)に変わります。重さが40グラムほど増えるので、最初は戸惑うお子さんが多いです。

6年生の後半、卒団が近づいてきたころに4号球を1個用意しておくと、進学後の移行がスムーズになります。焦って早く切り替える必要はありませんが、頭の片隅に置いておくとよいでしょう。

なお、女子は高校でも4号球を使う地域と5号球を使う地域があります。進学先の部活動で確認してください。

体格差が大きい時期だからこそ道具を合わせる

小学生の6年間は、身長も筋力も大きく変わる時期です。同じ6年生でも、体格には相当な差があります。

それでも公式球が一種類に統一されているのは、全員が同じ条件で競技するためです。だからこそ、体が小さいお子さんほど、正しいフォームを身につける価値が大きくなります。力で押し切れないぶん、技術で補う。そのための練習道具として、規格の合ったボールを用意してあげてください。

練習用ボールをどう選ぶか

ここからは、実際に何を何個買えばいいのかという現実的な話をします。

検定球と練習球の使い分け

検定球は、公式戦で使われる基準を満たしたボールです。そのぶん価格は高くなります。一方、練習球は検定を受けていないもので、価格が抑えられています。

おすすめの考え方は、最初の1個は検定球、追加は練習球という組み合わせです。

試合で使うボールの感覚を身体で覚えておくことは大切なので、1個は本番と同じものを持っておく。一方、壁打ちや対人パスなど、数をこなす練習には練習球で十分です。すべてを検定球でそろえると、家計への負担が大きくなってしまいます。

なお、練習球でも軽量4号のサイズと重さは守られているものを選んでください。極端に安い商品の中には、規格から外れたものが混ざっていることがあります。

何個あればよいか

ご家庭で自主練習をするなら、まずは1個で始めて問題ありません。

親子でパスの練習をする、壁に向かってレシーブする。この程度であれば1個で足ります。慣れてきて「連続でサーブを打つ練習がしたい」となった段階で、2個目を検討すればよいでしょう。

ちなみに、チームの練習では複数のボールを使いますが、それはチーム側で用意していることがほとんどです。入団時に何を持参するかは、チームに確認してください。

価格の目安

軽量4号球の価格帯は、練習球でおよそ2,000円台から、検定球で4,000円台からというあたりが目安です(2026年8月時点)。ボールの価格は時期や販売店によって変わりますので、最新の金額は各販売ページでご確認ください。

安すぎる商品には注意が必要です。表面の素材が硬く、レシーブしたときに腕が痛くなるものがあります。子どもが痛みを嫌がってボールを避けるようになっては本末転倒ですので、極端な安さより、メーカーがはっきりしているものを選ぶことをおすすめします。

どこで買うか

購入先は、実店舗とネット通販のどちらでも構いません。それぞれに利点があります。

実店舗のよいところは、手に取って確かめられる点です。表面の質感や重さの感覚は、実物を触ってみないと分かりません。特に初めての1個であれば、スポーツ用品店で店員さんに相談しながら選ぶのが安心でしょう。小学生バレーを扱う店であれば、地域の大会でどのボールが使われているかも教えてもらえることがあります。

ネット通販は、品ぞろえと価格の面で有利です。近所の店に軽量4号球の在庫がないというのは、意外とよくある話です。2個目以降の買い足しや、ポンプなどの小物をまとめて買うときには便利ですね。

ネットで買う場合の注意点をひとつ。商品名に「4号」とだけ書かれていて、軽量かどうかが分かりにくい出品があります。商品説明の重量表記が200〜220gになっているかを、必ず確認してください。

買ったあとの管理で寿命が変わる

ボールは買って終わりではありません。管理の仕方で、使える期間がずいぶん変わります。

空気圧を保つ

いちばん大事なのがこれです。

空気が抜けたボールは、跳ね方が変わります。レシーブしても思ったところに飛ばず、正しいフォームを覚えるのを妨げてしまいます。逆に入れすぎると、硬くなって腕が痛くなりますし、ボールそのものが傷みやすくなります。

適正な空気圧は、ボールに印字されていることが多いので確認してください。目安としては、指で押したときに少しへこむ程度です。カチカチに硬いのは入れすぎのサインです。

空気は少しずつ自然に抜けていきます。月に一度は確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

気温の影響も受けます。冬場の寒い体育館ではボールの内圧が下がり、いつもより柔らかく感じることがあります。逆に夏場は圧が上がりやすくなります。季節の変わり目には、一度確かめておくと安心です。

ポンプは1つ持っておくと安心

空気入れは、自転車用ではなくボール用のものを使ってください。針の形状が違うため、無理に使うとバルブを傷めます。

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空気を入れるときは、針を挿す前に少量の水か専用のオイルを針先に付けると、バルブがスムーズに開きます。乾いたまま無理に挿し込むと、内部を傷つけて空気漏れの原因になります。

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ボールの寿命とお手入れ

使用頻度にもよりますが、練習で毎日使うボールは1年ほどで表面が摩耗してきます。滑りやすくなったり、縫い目が浮いてきたりしたら、買い替えの目安です。

長持ちさせるコツをいくつか挙げておきます。

まず、使ったあとは乾いた布で汗や汚れを拭き取ること。汗をそのままにすると、表面の素材が劣化しやすくなります。次に、直射日光の当たる場所や車内に放置しないこと。高温はボールにとって大敵です。そして、体育館の外でむやみに使わないこと。アスファルトで使うと、表面が一気に削れます。

意外と多いのが、玄関にそのまま転がしておくケースです。踏まれたり、物が上に乗ったりして変形することがあるので、置き場所を決めておくと安心ですね。

名前を書く場所

チームで練習していると、同じボールがいくつも並びます。名前を書いておかないと、どれが自分のものか分からなくなります。

もうひとつ、兄弟や友達とボールを共有している場合は、名前の代わりに色付きのビニールテープを小さく貼る方法もあります。書き直しがきくので、譲るときにも困りません。

書く場所は、バルブの近くが分かりやすいでしょう。油性ペンで書くのが一般的です。ただし、パネル面の中央に大きく書くと、手に触れる部分がざらついて感触が変わることがあります。目立ちすぎない場所に、小さく書くのがおすすめです。

ボールと一緒にそろえたいもの

ボール以外で、あると便利なものもお伝えしておきます。

ボールバッグ

ボールをそのまま抱えて持ち運ぶのは、意外と大変です。特に雨の日は濡れてしまいますし、自転車で移動する子には持ちにくいものです。

専用のバッグがあると、肩に掛けて運べるので子ども自身で管理できるようになります。複数個入るタイプなら、チームの用具を運ぶときにも使えます。

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そのほかに用意しておくとよいもの

入団してすぐに必要になるのは、体育館用のシューズと動きやすい服装です。ボールと合わせて準備しておきましょう。

練習が本格的になってくると、膝や腕を守るサポーター類を検討する時期がきます。ただし、これは飛び込むレシーブが増えてからで十分です。

また、練習するコートの規格を知っておくと、家庭での練習も工夫しやすくなります。コートサイズとネットの高さもあわせてご覧ください。

買ったボールを家庭練習に活かす

せっかくボールを用意したのですから、家でも触る時間を作れると上達が早まります。特別な設備がなくてもできることをいくつかご紹介します。

直上パスを数える

その場で真上にオーバーハンドパスを上げ続ける練習です。天井の高さがあれば室内でもできますし、庭や公園でも構いません。

回数を数えて記録しておくと、子ども自身が上達を実感できます。「昨日は12回、今日は18回」と数字で見えると、続ける動機になります。膝を使って全身で押し出す感覚も、この練習で身につきます。

壁を使ったレシーブ

壁に向かってボールを当て、返ってきたところをアンダーハンドで受ける練習です。相手がいなくてもできるのが利点ですね。

ただし、場所は選んでください。近隣への音の配慮が必要ですし、外壁を傷めることもあります。公園の壁打ち可能な場所や、体育館の壁を借りられるときに行うのが無難です。

短時間でも毎日触る

一度に長くやるより、5分でも毎日ボールに触れるほうが感覚は定着します。玄関にボールを置いておいて、出かける前に少し触る。それくらいの気軽さでよいと思います。

親御さんが相手をしてあげられるなら、向かい合ってのパスもおすすめです。うまくできたときに声をかけてもらえることが、子どもにとって何よりの励みになります。

よくある質問

小学生バレーボールのボールに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 軽量4号球と4号球は何が違いますか?

A. 大きさ(円周62〜64cm)は同じで、重さが違います。軽量4号球は200〜220g、通常の4号球は240〜260gです。小学生の公式戦で使うのは軽量4号球のほうなので、購入時は「軽量」の表記を必ず確認してください。

Q2. 最初から検定球を買うべきですか?

A. 1個目は検定球をおすすめします。試合と同じ感覚を身体で覚えられるからです。追加で買うときは練習球でも構いません。壁打ちや対人パスなど数をこなす練習には、練習球で十分に対応できます。

Q3. ミカサとモルテンはどちらがよいですか?

A. 品質に大きな差はありません。所属チームで使っているボール、または出場する大会の公式球に合わせるのがいちばん確実です。特に指定がなければ、お子さんが気に入った見た目で選んでも問題ありません。

Q4. 空気はどのくらいの頻度で入れればよいですか?

A. 月に一度は確認するとよいでしょう。空気は自然に抜けていきます。指で押して少しへこむ程度が目安で、カチカチに硬いのは入れすぎです。適正な空気圧はボール本体に印字されていることが多いので、そちらも確認してください。

Q5. ボールはどのくらいで買い替えますか?

A. 毎日練習で使う場合、1年ほどで表面が摩耗してきます。滑りやすくなった、縫い目が浮いてきた、空気が入りにくくなったといった状態が買い替えの目安です。使用後に汗を拭き、直射日光や車内を避けて保管すると長持ちします。

Q6. 低学年でも軽量4号球で大丈夫ですか?

A. はい、小学生の公式戦は学年に関係なく軽量4号球です。入団直後の1〜2年生には重く感じることもありますが、近い距離のパスから始めれば数か月で扱えるようになります。ボールを怖がるお子さんは、導入としてソフトバレーボールを使う方法もあります。

Q7. ネット通販で買うとき何を確認すればよいですか?

A. 商品説明の重量表記が200〜220gになっているかを確認してください。商品名に「4号」とだけ書かれていて軽量かどうか分からない出品があります。公式戦で使うなら、日本バレーボール協会の検定マークの有無もあわせて確認しましょう。

まとめ:軽量4号球を選んで正しく管理する

小学生バレーボールの公式球は軽量4号球です。円周62〜64センチ、重量200〜220グラム。同じ大きさの4号球(240〜260グラム)とは重さが違うので、購入時は「軽量」の表記を確認してください。

メーカーはミカサとモルテンが主流ですが、品質に大きな差はありません。チームで使っているものや大会の公式球に合わせるのが、いちばん失敗のない選び方です。

そして、買ったあとの管理も忘れないでください。空気圧を保つこと、使ったら汗を拭くこと、高温の場所に置かないこと。この3つを守るだけで、ボールの寿命はずいぶん変わります。

道具が合っていると、子どもは上達を実感しやすくなります。上達が見えると、練習が楽しくなる。その好循環の入り口が、最初の1個をきちんと選ぶことだと私たちは考えています。